プリントをスキャンするか、自然光のもとでフラッシュを使わずに撮影します。その写真を PictorAI の AIチャットで開き、「カラー化・復元」をタップしましょう。数秒後には、傷、破れ、しみ、色あせが修復されて自然な色が加わった写真が返ってきます。写っている人物の面影もそのままです。修復だけして白黒のままにしたいときは、代わりに「不完全な箇所を修正」をタップしてください。返信1回の料金は1コイン(PRO と MAX では1日の利用枠から1回分)で、エラーで失敗した場合は払い戻されます。
古い写真を AI で復元・カラー化する方法
iPhone・iPad・Mac で、古い写真を AI で復元し、白黒写真をカラー化する方法を解説します。プリントのデジタル化、ワンタップでの修復、色の調整、保存までの手順です。
PictorAI チーム16 分で読めます
要点
- プリントをデジタル化するスキャンするか、均一な自然光のもと、フラッシュを使わずにスマートフォンを真上に構えて撮影します。プリントの周囲は切り取ります。
- AIチャットで開くiPhone、iPad、Mac のいずれかに PictorAI をインストールし、AIチャットを開いて「画像をアップロード」をタップし、写真を選びます。
- 「カラー化・復元」をタップ数秒で、復元された写真が返信として届きます。修復だけして白黒のままにしたいときは、代わりに「不完全な箇所を修正」をタップします。
- 微調整して、保存する返信では、1通につき変更をひとつだけ伝えます。たとえば「色合いをやわらかく」や「彼女のドレスは紺色だった」。気に入ったバージョンは「写真」に保存します。
ビフォーアフター:ワンタップで何が変わるか
下の2枚の写真は、どちらも「カラー化・復元」を1回実行しただけで、そのあとは手を加えていません。写真の上をドラッグすると、2つのバージョンを見比べられます。




古い写真は、傷んだプリントの例として AI で生成したもので、実在の家族の写真は使っていません。復元後の画像は、PRO のチャットモデルで「カラー化・復元」を実行した結果で、手を加えていません。このあとの「不完全な箇所を修正」や追加の返信の結果も同様です。
AI復元でできること、できないこと
AI による復元は、写真の上にフィルターをかけるものではありません。モデルは写真全体を見て、傷の下に何が隠れているかを見きわめ、きれいな状態を描き直します。袖や頬を横切る破れまで直せるのはそのためで、同じ理由から、結果を元の写真そのものとして扱う前に、よく確かめる必要があります。
うまく修復できるもの
- 傷、ひび割れ、破れ(顔にかかっているものも含む)
- しわ、折れ目、水じみやテープによるしみ
- ほこり、斑点、目立つフィルムグレイン
- 色あせ、色抜け、黄ばみ
- 経年や、何度もコピーを重ねたことによるぼやけ
- 白黒、セピア、色あせたカラーのプリントで失われた色
推測に頼るところ
- 欠けた部分:ちぎれて失われた角や、しみの下に消えた顔は、元どおりに取り戻されるのではなく、作り直されます。モデルが描くのは、もっともらしいものであって、そこに実際にあったものではありません。
- 色:白黒フィルムが記録したのは明るさであって色ではないため、カラー化はどれも根拠のある推測です。詳しくは下で説明します。
- 小さな顔と文字:集合写真の後ろのほうに写る顔や、手書きの文字、印刷されたキャプションは、変わって返ってくることがあります。画像モデルは文字を正確に描くのが苦手です。
ですから、結果は「復元したコピー」として扱い、元のプリントとスキャンは手元に残しておいてください。
ステップ1:写真をデジタル化する
モデルは受け取った画像をもとに作業し、PictorAI は写真を元の解像度に近い状態のまま送ります。ピントが合い、光にムラがなく、反射のないコピーを用意できるかどうかは、仕上がりのうち完全にご自身次第の部分です。
スキャナーを使う場合
フラットベッドスキャナーなら、もっとも忠実なコピーが得られます。解像度は600dpiでスキャンしてください(約20×25cmより大きなプリントなら、300dpiで十分です)。写真が白黒でも、カラーでスキャンします。しみの色や黄ばんだ紙の色が、傷みと写真そのものを見分ける手がかりになるからです。保存形式は、最高画質の JPEG か PNG にして、そのファイルを残しておいてください。これが保管用のコピーになります。
iPhone を使う場合
スキャナーがなくても、最近の iPhone で十分に撮影できます。コツは次のとおりです。
- 額縁やスリーブから簡単に取り出せるなら、プリントを外に出します。ガラスやアルバムの台紙に貼りついている写真は、無理にはがさないでください。そのままの状態で撮影します。
- やわらかいブラシかマイクロファイバークロスで、ほこりを払います。水や洗浄剤は使わないでください。
- 窓の近くの、平らで暗い色の面にプリントを置きます。光は自然光で、直射日光は避け、フラッシュはオフにします。光沢のあるプリントでは、フラッシュを使うと明るい反射が写り込んでしまいます。
- スマートフォンをプリントの真上で水平に構えると、縁がゆがまず、四角いまま写ります。自分の影が落ちるときは、一歩下がって2倍にズームしてください。
- 撮る前に映り込みがないか確かめ、あれば消えるまでプリントを少し傾けます。
- 顔をタップしてピントを合わせ、2〜3枚撮って、いちばんシャープな1枚を残します。
- テーブルなど、プリントの周囲に写っているものは、トリミングで切り取ります。
ステップ2:ワンタップで復元とカラー化
- App Store から PictorAI をインストールします。インストールは無料で、iOS 17.1 以降の iPhone と iPad、macOS 15 以降の Mac で動作します。アプリはアカウントなしで開けますが、初めて写真を復元するときに、Apple でサインインするか、メールで続けるよう求められます。これは、コインと履歴をほかの端末にも引き継げるようにするためです。
- AIチャットタブを開き、「画像をアップロード」をタップして、写真を選びます。Mac や iPad では、ファイルをチャットにドラッグ&ドロップすることもできます。
- クイックアクションの下にある「カラー化・復元」をタップします。
- 数秒後、復元された写真が返信としてチャットに届きます。

ボタンの裏側には、モデルに宛てた指示文があります。内容は、傷、破れ、折れ目、しみ、ほこり、フィルムグレインを修復し、色あせを軽減して鮮明さを取り戻すこと。白黒、セピア、色あせた写真には、その時代にふさわしい自然な色を加えること。構図と、写っているすべての人物の顔立ちはそのまま保ち、何も足さず、何も消さないこと。この依頼は自分で入力することもできます(「この古い写真を復元して、色を取り戻して」など)が、ボタンなら入力の手間が省け、料金も同じです。
高速と PRO、どちらを選ぶ?
チャットの最初のメッセージを送る前は、入力欄の上にある選択メニューで、2つのモデルから選べます。「高速」(Gemini 3.1 Flash-Lite Image、通称 Nano Banana 2 Lite)は、どなたでも使えます。PRO(Gemini 3.1 Flash Image、通称 Nano Banana 2)は PRO と MAX のサブスクリプションに含まれ、加入者の初期設定になっています。顔や細部をより保ちやすく、このガイドの作例もすべてこのモデルで作りました。返信1回の料金はどちらでも同じで、1コイン、または1日の利用枠から1回分です。
カラー化せずに復元する
古い写真には、白黒のままがしっくりくるものがたくさんあります。それに、おばあちゃんの姿を、実際には着ていなかったかもしれない色で見たいと思う家族ばかりではありません。そんなときは、「カラー化・復元」の代わりに「不完全な箇所を修正」をタップします。写っているものは変えずに、斑点、傷、ほこりなどの傷みを取り除くので、色調は元のままです。


結果は、試すたびに変わります。このプリントで2回試したうちのもう1回では、「不完全な箇所を修正」はちぎれた角をそのまま残しました。破れやしみが残ったときは、次のメッセージでそれを名指ししてください。「右上の破れた角を修復して」のように伝えます。
自分の言葉で頼むこともできます(「傷としみを直して、白黒のままにして」など)。クイックアクションの隣にある「もっと見る...」を開くと、ほかに2つのツールがあります。ぼやけたスキャンには「ディテールを鮮明にする」、1970年代のプリントによくあるオレンジやマゼンタの色かぶりのように、色がずれてしまったカラープリントには「カラー補正」を使います。
ステップ3:チャットで結果を微調整する
最初の結果は出発点です。同じチャットで返信すると、次のバージョンが新しい返信として届きます。チャットは直前のバージョンを覚えているので、「もう少し暖かく」は元の写真ではなく、直前の結果より暖かく、という意味になります。以前のバージョンも会話の中に残ります。
うまくいくメッセージの例:
- 色合いをもっと落ち着いたものにして。1960年代のプリントみたいに。
- 彼女のドレスは紺色だった。ほかはすべてそのままにして。
- 彼の額を横切る白い折れ目を消して。
- 顔は元の写真のままにして。
- 肌をなめらかにしすぎないで。フィルムグレインは残して。
- 右上の破れた角を修復して。
結果に差がつくのは、おもに次の3つの習慣です。
- 1通につき変更はひとつ:3つ同時に頼むと、結果がぶれ始めます。返信1回の料金は、どちらの場合も同じです。
- 対象と場所を名指しする:「彼の左肩のしみを消して」ならうまくいきますが、「きれいにして」では何も変わらないことがよくあります。
- 残したいものを伝える:「顔は変えないで」も立派な指示で、モデルはそのとおりに受け取ります。
思ったとおりにならないとき
- 顔が元と違って見える:「顔は元の写真のままにして」と返信し、プリントのよりシャープなコピーから最初からやり直してください。PRO モデルが使えるなら、そちらを選びましょう。面影をより保ちやすいモデルです。
- 色が鮮やかすぎる、または現代的すぎる:「落ち着いた自然な色合いで、1950年代の写真のように」と頼みます。
- 何かが足されたり、消えたりした:何が変わったのかを名指しして、「何も足さず、何も消さないで」と添えます。
- リクエストが拒否された:Google の画像モデルは、一部のリクエストをきっぱり拒否します。多くの場合は言い換えれば通ります。AIチャットでは、ブロックされたリクエストもほかのエラーと同じく払い戻されます。
色を正しく仕上げるコツ
白黒写真に写っているのは、ものの明るさと暗さであって、色ではありません。赤いドレスと緑のドレスが、同じ灰色に写ることもあります。だから、カラー化は AI がやっても、筆を持った人がやっても、根拠のある推測にとどまります。モデルは、その時代にありそうな色を選びます。肌、空、草木は色のばらつきが小さいため、実際に近い色になります。いっぽう、髪、服、車、塗装した壁は、どんな色でもありえました。モデルが推測するのは、まさにそこです。
上の家族写真では、最初の結果で車がえんじ色になりました。実際は淡い青だったとわかっているなら、そのとおりに伝えましょう。


- わかっていることを伝える:制服の色、車の色、玄関ドアの色、いまもタンスにしまってあるドレスの色。それぞれ1文で、1通のメッセージにつき1つずつ伝えます。
- 年代と場所を伝える:「1950年代の東京で撮った写真として、自然にカラー化して」と伝えると、色づかいがその時代に寄ります。
- 家族に聞く:どの写真にも残らなかった色を、親戚が覚えていることはよくあります。
- カラー化したと明記する:結果を共有するときは、その旨を書き添えましょう。カラー化した写真は解釈であって、記録ではありません。
ステップ4:保存して、元のプリントも残す
結果の横にある保存ボタンをタップすると、「写真」ライブラリに保存されます。Mac では、結果をクリックすると独立したウインドウで開き、⌘S でファイルとして保存、⇧⌘S で「写真」に送れます。Finder へ直接ドラッグして取り出すこともできます。会話は AIチャットに残るので、数日後に戻ってきて、どの端末からでももう1回変更を頼めます。
復元された写真は1K解像度で返ってきます。スマートフォンやタブレット、テレビで見ても鮮明で、共有や小さなプリントには十分です。ただし、高解像度のスキャンの代わりにはなりません。そのため、平らにして光と湿気を避けて保管した元のプリント、そのスキャンまたは撮影した写真、復元したバージョンの3つをすべて残しておいてください。それから、名前や場所、年を覚えている人がいるうちに、「写真」アプリのキャプションに書き残しておきましょう。
アルバムを丸ごと復元する
- 写真ごとに「新しいチャット」を始めましょう。1枚への指示が、次の写真に持ち越されなくなります。
- まず1枚で効果的な言い回しを見つけ、アルバムの残りにも使い回します。同じ年代、すでにわかっている色も、同じように伝えます。
- Mac では、スキャンした画像を Finder からドラッグして取り込み、2ペイン表示で作業します。最新の結果が会話の横に並びます。⌘N で新しいチャットを始められます。

料金について
- インストールは無料です。見て回るのも無料で、アプリはアカウントなしで開けます。
- 返信1回につき1コイン:「カラー化・復元」も「不完全な箇所を修正」も、画像が返ってくる追加メッセージも、料金はすべて同じです。
- 無料コイン:アプリを毎日続けて開くと、デイリーボーナスで2、2、3、5、10、15、25コインがもらえます。1週間で最大62コイン、62回分の復元に使える量です。アプリを一度共有すると、30コインが追加されます。
- PRO と MAX:PRO には1日25回の生成と PRO のチャットモデルが含まれ、MAX には1日50回が含まれます。利用枠を超えたぶんは、加入者もコインを使います。週額の PRO プランは、3日間の無料トライアルと25ボーナスコインから始まります。
- エラーは払い戻されます:復元がエラーで失敗した場合は、コインまたは1日の利用枠の1回分が自動的に戻り、チャットに「この試行では料金は発生しませんでした。」と表示されます。リクエストをキャンセルした場合も払い戻されます。画像ではなく文章での返信(モデルがその変更をできない理由を説明したときなど)は、試行として数えられます。
App Store には、お住まいの地域でのコインパックとプランの価格が表示されます。
よくある質問
ひどく傷んだ写真も、AI で復元できますか?
たいていは可能です。傷、破れ、折れ目、しみ、ほこり、色あせは、顔にかかっていても修復されます。写真の一部が完全に失われている場合(ちぎれた角や、しみの下に消えた顔など)は、AI が実際のディテールではなく、もっともらしいものを描きます。その部分は必ず確認し、元の写真も残しておいてください。
iPhone で白黒写真をカラー化するにはどうすればいいですか?
PictorAI をインストールし、AIチャットを開いて「画像をアップロード」をタップし、写真を選んで「カラー化・復元」をタップします。数秒でカラー化された写真が返ってきます。色は、次のメッセージで調整できます。たとえば「彼女のドレスは紺色だった」。ボタンをタップする代わりに、「この写真を1950年代らしい自然な色でカラー化して」と自分で入力してもかまいません。
AI のカラー化は、歴史的に正確ですか?
AI だけでは、正確にはなりません。白黒フィルムが記録するのはものの明るさと暗さであって色ではないため、AI はその時代にありそうな色を選びます。肌、空、草木は色のばらつきが小さいので実際に近い色になりますが、髪、服、車、塗装した壁の色は推測です。わかっている色は伝え、共有するときはカラー化した写真であることを明記してください。
写っている人物の面影は残りますか?
それは「カラー化・復元」がモデルに求めていることです。写っているすべての人物の顔立ちをそのまま保つよう指示していて、はっきり写った顔なら、たいていそのとおりになります。とても小さい顔や、ひどく傷んだ顔は、モデルが補う部分が増えます。できるだけ鮮明なコピーから始め、「顔は元の写真のままにして」と添え、PRO のチャットモデルが使えるなら PRO を選んでください。
カラー化せずに、古い写真だけを復元できますか?
できます。「カラー化・復元」の代わりに「不完全な箇所を修正」をタップすると、斑点、傷、ほこりなどの傷みが取り除かれ、色調はそのまま残ります。自分で入力する場合は、「傷みを直して、白黒のままにして」のように伝えます。
PictorAI で写真を復元すると、いくらかかりますか?
アプリのインストールは無料です。復元も追加の変更も、1回につき1コイン、または PRO(1日25回)と MAX(1日50回)の1日の利用枠から1回分です。デイリーボーナスで毎週最大62コインを無料で獲得でき、エラーで失敗した復元は自動的に払い戻されます。
スキャナーは必要ですか?
いいえ。最近の iPhone で、均一な自然光のもと、フラッシュなしでプリントの真上から撮った写真でも、十分にきれいに仕上がります。600dpiのフラットベッドスキャナーなら、より忠実なコピーが得られ、保存用のファイルとしても優れています。
アップロードした写真は、その後どうなりますか?
写真は、結果を生成する目的でのみ Google の Gemini 画像モデルに送信されます。Google がその写真を、一般提供されているモデルの学習に使うことはなく、PictorAI が写真を学習や広告に利用することもありません。会話はご自身のアカウントの中にとどまり、公開フィードはありません。チャットも、アカウントとそのすべてのデータも、アプリ内から削除できます。
Android 版や Windows 版はありますか?
ありません。PictorAI は、iOS 17.1 以降の iPhone と iPad、および macOS 15 以降の Mac でネイティブアプリとして動作します。Google Play にある名前の似た Android アプリは別の開発者によるもので、当社とは関係ありません。
背景の削除、自撮りからのビジネス用ポートレート、複数の写真を1枚にまとめる方法など、ほかのレシピは PictorAI の使い方ガイドで紹介しています。お手持ちの写真に関するご質問は support@pictorai.app までお寄せください。
